不動産の売却、建設、買取などについてマスターしよう

競売の前に

日本では1980年代後半にバブル景気を迎え、1991年に崩壊しました。この頃より株価は下落、日本の景気は落ち込みをみせます。 バブル期は不動産が資産運用の一つとして注目されており、購入価格よりも高値で売れるとして人気でした。しかしバブルが崩壊すると不動産は担保割れをおこし、購入価格の5〜3割程度でしか売れなくなってしまったのです。 そうなると困るのは金融機関です。 住宅ローンを抱えている方はローンの返済が困難になり、金融機関は債務を回収できなくなってしまいます。そこで金融機関を援助するために任意売却という制度が活用されるようになりました。 任意売却を行うことで債務者は返済負担を減らすことができ、また金融機関は債務が回収できてお互いにとってよい結果をもたらします。

バブル崩壊の1991年から20年に渡り日本の経済は低迷しています。そして、残念ながら今でも景気が回復しているとは言えません。 任意売却は住宅ローンの返済ができなくなった方にすすめる方法ですが、ローン返済ができなくなるということは景気が悪いということでもあります。つまり、景気が悪い間は任意売却の需要は無くなることはないでしょう。 それでも以前に比べれば利用者は減ってきてはいるものの、任意売却を行う人がいなくなるということはありません。また、もちろん景気に関係なく、病気、退職、介護など個人的な理由からローンの返済ができなくなり任意売却を利用する方もいます。 今後は任意売却の手続きを取る方は減っても、利用者がいなくなることはないでしょう。